PROFILE
酒井 はな(バレエダンサー)
クラシック・バレエを畑佐俊明に師事。橘バレエ学校、牧阿佐美バレエ団に入団し、14歳でキューピッド役に抜擢、18歳で主役デビュー。97年新国立劇場バレエ団設立と同時に移籍、主役を務める。コンテンポラリーダンス作品やミュージカルにも出演し、枠を越えて活躍する。13年ユニットAltneu〈アルトノイ〉として、島地保武との共同創作を本格的に開始。中川鋭之助賞、服部智恵子賞、ニムラ舞踊賞、芸術選奨文部科学大臣賞、橘秋子賞特別賞受賞、舞踊芸術賞など受賞歴多数。2017年紫綬褒章受章。
島地 保武(振付家・ダンサー)
2004〜06年Noism(新潟市)、2006〜15年ザ・フォーサイス・カンパニー(フランクフルト)に所属。2013年に酒井はなとのユニットAltneuを結成。資生堂第七次椿会メンバーに選出され、パフォーマンスに加えインスタレーション作品を展示。愛知県芸術劇場製作で環ROYと共作共演の「ありか」で国内外をツアー、舞踊を軸にし多岐に渡り活動する。
山崎 清介(俳優・演出家)
福岡県出身。劇団青年座退団後、1991年グローブ座カンパニー発足と同時に参加、数多くの海外演出家によるシェイクスピア作品に出演する。1995年から始まった「子供のためのシェイクスピア」シリーズには全作品に出演。二作目「十二夜」からは演出も手がけ、2003年からは脚本も担当している。2011年紀伊国屋演劇賞団体賞、2012年児童福祉文化賞特別賞受賞。次回公演:9月8日~9日すみだパークシアター倉にて、イエローヘルメッツ プレ公演『シェイクスピア・ラプソディ』
大山 大輔(バリトン)
東京藝術大学首席卒業。同大学院修了。“井上道義×野田秀樹”による《フィガロの結婚》フィガ郎や、宮川彬良作曲《ブラック・ジャック》B・J、バーンスタイン《ミサ》での司祭等、数々の主役として圧倒的な存在感を示している。また役者としての活動の他、劇団四季ミュージカル《オペラ座の怪人》ではファントムとして出演するなど幅広く活躍。その多彩な経験と独自の表現力から、台本執筆、MC・ナレーション、歌唱・演技指導にも定評がある。また《大山大輔の百人組手》や《実践!オペラ道場》を主催し新たな事業創出や若手育成にも積極的に取り組んでいる。
中江 早希(ソプラノ)
北海道出身。北海道教育大学岩見沢校芸術課程音楽コース声楽専攻卒業。東京藝術大学修士課程音楽研究科声楽専攻独唱科、同大学院博士後期課程を修了。在学時、ハンス・アイスラーの歌曲を研究し、大学院アカンサス賞、三菱地所賞受賞。古楽から現代音楽まで幅広いレパートリーを持っており、2019年から北海道上川郡鷹栖町ふるさと応援大使としても活動をしている。
篠崎 史門(ティンパニ・打楽器)
学習院高等科、上野学園大学音楽学部卒業。桐朋学園大学音楽学部研究科修了。東京芸術劇場ウインド・オーケストラアカデミー第1期生。北九州国際音楽祭への出演を始め、各地の音楽祭、各地のプロオーケストラに客演。現在、神奈川フィルハーモニー管弦楽団首席ティンパニ・打楽器奏者。pearlアーティスト。かなっくホールレジデントアーティスト。
奥泉貴圭(チェロ)
札幌出身。東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校を卒業後、ドイツ・トロッシンゲン音楽大学を経て、2007年より2年間バイエルン国立歌劇場の契約団員として研鑽を積む。 2006年度文化庁在外研修員。1998年札幌ジュニアチェロコンクール優秀賞。2004年ビバホールチェロコンクール2位。JTが育てるアンサンブルシリーズ、小澤征爾氏率いるスイス・インターナショナルアカデミー、小澤征爾音楽塾オーケストラ、サイトウキネン室内楽勉強会、水戸室内管弦楽団、紀尾井シンフォニエッタ、東京春音楽祭等に参加。 2009年に帰国後、2016年まで上野学園大学講師、現在はソロ、オーケストラ客演首席奏者、室内楽奏者、レコーディング活動を行っている。 これまでに上原与四郎、河野文昭、原田禎夫、イフ・サバリーの各氏に師事。
齋藤 志野(フルート)
8歳より小楠元廣氏の下でフルートを始める。東京藝術大学音楽学部、並びに大学院を卒業。第19回フリードリヒ・クーラウフルートコンクール第1位、第16回チャイコフスキー国際コンクール 本選へ出場する等、国内外のコンクールにて多数の受賞歴がある。2017年より渡欧。カール=ハインツ・シュッツ氏の下で研鑽を積み、2018年度にはウィーン・フィルハーモニア管弦楽団のアカデミー生としても活動した。
宇根 美沙惠(ピアノ)
横浜市出身。横浜雙葉高等学校、東京藝術大学ピアノ科、その後同大学楽理科卒業。PTNAピアノコンペティション、かながわ音楽コンクール、日本ピアノ教育連盟オーディション等で入賞、入選。浜松国際管楽器アカデミー、日本木管コンクール等数々の公式ピアニストを務め、リサイタルやNHK-FMにて国内外の演奏家と共演を重ね多方面にて活動中。東京藝術大学非常勤講師。(演奏研究員)
魔法の森の管理人/齊藤 実雪(アートファシリテーター)
かなっくホールプロデューサー。2010年東京舞台芸術活動支援センター(水天宮ピット)のオープニングに関わり、様々なジャンルのアーティストとの交流が生まれ、ワークショップのプランニングを始める(2012年青山学院大学社会情報学部ワークショップデザイナー育成プログラム修了)。2015年サントリーホール主催の港区小学校アウトリーチや栃木県足利市美術館のワークショップ等にファシリテーターとして関わる。